アンドリューキッドマン Litmus / Glass Love2枚組DVDセット発売開始
カルトサーフムービー「リトマス」がリリースされて20年を記念して、2003年作品「グラスラブ」と2枚組セット。







3面紙ジャケット200セット限定販売となります。

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| サーフフィン ムービー | 15:02 | - | - |
デレク・ハインドがデザインするフィンレスボード2
FFFFハインド・デザイン
デレク・ハインドがデザインするフィンレスボード





☆FFFFと命名される以前のフィンレス。第1段階である。
場所はシドニーのバギャン。日本人フィルムメーカー糸井制作の
DCD"ソウルフル"より。デレクはノーマルのトライフィンをフィンレスにして
スタートさせている。







☆フィンレス第1段階、最終章、デレクが主催したフィンレスの
祭典ミュージカ・サーフィカのプロモビデオの一部。
2008年、場所はキングアイランド。トム・キャロル、トム・ウェゲナー、
デーン・ピーターソン、ベリンダ・バグス、セージ・ジョスケなどが
参加して行われたが、ベストライディング賞は、サウンドトラックを
担当したオーストラリア・チェンバー・オーケストラの
指揮者リチャード・トニッティーが獲得。彼はその時点で唯一人バックサイドで
波を攻めたからである。




☆南アフリカ、ジェフリーズベイ
FFFF第2段階
11万回の視聴を越えた伝説のスタート。
世界中のサーファーに衝撃を与えた42秒。





☆まさにFFFF第3段階の完成間近である。
デレクの師であるテリー・フィッツジェラルド家の長男
カイ・フィッツジェラルドと北アフリカ、未開のサハラを
旅した際の貴重なシーンである。途中、70年代後期のデレクが
ツインフィンにストラップを装着してライディングするシーンが
挿入されるが、30年以上前から今を予測するサーフィンをしていたのだ!
バックサイド&フロンとサイドでフィンレスのライディングが確固たる
ものになっていく。





☆FFFF第3段階の最終章であるフィルム”リーフ”のプロモビデオ。
ウェスタンオーストラリアのレフトをかつてないラインで走る。
フィンレスのバックサイドは困難を極めるが、デレクはニューポートの
北端、ケイブからチャレンジを始め、独自のターンと加速、ホットスポットを
キープするライディングを完成させ始また。2011年ことである。





☆南アフリカ、ジェフリーズベイ
FFFF第3段階
オーストラリア・チェンバー・オーケストラとのコラボレーション”グライド”より
コンチネンタルターン、さらにはフィンレスでは不可能とされた
トップでのスタンディングなど新境地を開拓する。
フィンレスはクラウチング、すなわち常に低姿勢でボードを制御するのが
基本中の基本だが、デレクは波のトップでのフルスピードを利用して
スタンディングポーズが可能であることを証明する。
まさにアンドリュー・キッドマンの名作「リトマス」の中で見せた
1997年ジェフリーズベイでのフィッシュの次の次元を開拓した。





☆南アフリカ、ジェフリーズベイ
ブッシュラッツがシェープしたデレク・ハインド・モデル”キャット”をフィンレスに改良した
スモールボードで見せるフィンレスの基本的ライディング。ジミ・ヘンドリックスとの
シンクロが最高だ。





☆スモールでマッシーな波でのライディング。
ミディアムサイズのボードでリバースを進化させていく過程が垣間見れる。
音楽がレオン・ラッセル。デレクのお気に入りのひとつの古典的アメリカンロック。





☆カリフォルニアでのタイラー・ウォーレンとのセッション。
タイラーはミニシモンズでマニューバーを描くの対して
デレクはミディアムサイズのボードで、さらなるスピードで
ホットスポットを維持しているのが分かる。
いかにフィンレスが速いボードであるかが一目瞭然だ。





☆デレクの地元、シドニーニューポートのニューポートリーフと
クレジットされているが、実際はアウトサイドのクロスウェーブでの
クルージング。FFFF第2段階である。





☆ニューヨーク・ロングアイランドでのバックサイド・サーフィン。
フィンレスでのバックサイドはスターと当時は不可能とさえ考えられた。
ボードの改良、主に非対称のデザインとすることで背中向きでも
波の壁に張り付きやすくなることが徐々に判明して行く。




動画が表示されない場合はコチラ

http://www.youtube.com/watch?v=PG6CNkdPHJQ&feature=player_embedded


☆ニューヨークのサーフショップ、ピルグリムを訪れた際の
インタビュー。フィンレスの可能性、マーク・オクルーポ、トム・カレンとの
思い出などをショップオーナー、クリスに語る。途中で
ニューヨークのビーチブレークでのフィンレスも見ることができる。
画像は悪いが、興味深い発言である。





☆ジャック・マッコイの新作"A DEEPER SHADE OF BLUE"で
フューチャーされているデレクのライディング。
デレクはジャックがスピンばかりフューチャーしているのに
強い不満を抱き、多少の編集がされた。場所はヌーサヘッド。
アライアとの対比で、いかにフィンレスが未来形であるかが分かる。









| サーフフィン ムービー | 16:03 | - | - |
サーフィンDVD: Thirty Thousand -SURFING ODYSSEY FROM CASABLANCA TO CAPE TOWN- 「アフリカ30,000キロ」
Thirty Thousand
SURFING ODYSSEY FROM CASABLANCA TO CAPE TOWN
邦題「アフリカ30,000キロ」
監督 : リチャード&アンドリュー・ジェームス




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★サーフィンワールド・インターナショナル・サーフフィル・フェスティバル2012年ベストフィルム賞受賞
★ハワイ・オーシャン・フェスティバル2012年ベストフィルム賞受賞
★インターナショナル・サーフフィルム・フェスティバル・ベストサウンドトラック賞受賞
★ニューヨーク・サーフフィルムフェスティバル・ベストサウンドトラック賞受賞
★インターナショナル・サーフフィルム・フェスティバル・ベストオーディエンス賞受賞



(解説)
世界各地のサーフフィルム・フェスティバルで数多くの賞を受賞した「アフリカ30,000」。オーストラリアのフィルムメーカーでサーファーの双子の兄弟、リチャードとアンドリュー・ジェームスの2人は、世界でも今だサーフポイントが開発されていないアフリカ西海岸への壮大なサーフトリップを決行した。





先ずは砂漠を走破するためにトヨタランドクルーザーの整備と、いかなる状況でも自分たちの手で修理が出来るようになることから始まった。サーフボードは、レジェンドサーファーでシェーパーのホットバタードのテリー・フィッツジェラルドのシングルフィン、シドニー・レトロボード復興立役者KEYOのショーン・ワイルドのロングボードとフィッシュ、さらに自ら削ったクラシックスタイルのロングボードとフィッシュが用意された。3本フィンのショートボード以外の個性的なサーフボードでの波乗りはスタイリッシュである。



  
次に各国へのビザ取得だが、アフリカ西海岸はアンゴラをはじめ紛争地域もあり入国が困難な国が多い。事前に旅をイメージする音楽も集められた。そして、キャンプ道具、撮影機材、そして3名のタフなカメラマンを加えた計5名によるチームが結成された。この膨大なプロジェクトを行う資金は一切のスポンサーなし、全て自己負担で賄われた。つまり100%の賭けである。シドニーからランドクルーザーを含めて機材一式はロンドンへ空輸され「アフリカ30,000キロ」の旅の準備は整った。







トリップは北アフリカのモロッコから始まり、ウェスタン・サハラ、セネガル、ガンビア、リビエラ、アンゴラ、ナンビア、そして最終目的地の南アフリカを目指す。この間9ヶ月の及ぶ旅で、数多くのヴァージンポイントがサーフされ「アフリカ30,000キロ」で世界初公開された。初めて見るアフリカの長いポイントブレーク、エキゾチックなアフリカンカルチャー、そして鮮やかな高画質の色彩と最高の音楽はサーファーのみならず、旅の醍醐味を満喫できるだろう。












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| サーフフィン ムービー | 12:48 | - | - |
ロドニー・サンプター3部作
ロドニー・サンプター3部作
ショートボード革命の真最中に制作された3作品が初めてDVD化された。残念ながらフィルムの保存状態に問題があったため音質、画質ともに悪い。だが70年代初頭のショートボード革命を克明に映し出した貴重な作品で、マニアにはたまらないな作品である。




※20セットに限り、3本合計が10900円のところ、
まとめて購入すると5500円になります。

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オリジナルフィルムが古いため、画像の荒れと飛び、
音飛びが一部ありますので、ご了承下さい。



監督ロドニー・サンプター
英国生まれオーストラリア育ちのサーファーで、マカハインターナショナルを始めUSA、オーストラリアの主要コンテストでファイナルに進出したイギリス人サーファーの草分けである。サーファーが制作した稀な作品だけに、目線がそれまでのサーフィン映画とは異なり、その後のフィルムメーカーに多大なる影響を与えた。また音楽も当時を確実に反映している。サンプターはコンペティターとして、当時のトップサーファーとも親しい間にあった。彼等を世界各地のベストポイントでベストの日に一番間近に捕えている。特に水中撮影はサーファーの距離とアングルで画期的だった。「フリーライド」の6年前にサンプターは次世代の水中撮影をサーファーの視点から完成させていた。






「フリーフォーム」
1970年 31分 2800円 (消費税込) 
長いライトハンドのポイントポブレークのオープンニングに次いで、南アフリカからスタートする。ダーバンを滑るマイケル“スプリングボック”エスポシィードは70年代南アフリカのスタイルを築いたサーファーだ。ジュニア時代のウェイン・リンチかと見違えるほど、鋭角的なサーフィンである。ジェフリーズベイを滑るゲヴィン・ルドルフは、手足の長さからナット・ヤングとマイケル・ピーターソンのようだ。ショートボードながらノーズライドするのが当時のトレンディーだ。監督のロッド・サンプターのライディングもなぜか観ることができるが、レールの使い方が綺麗だ。
シドニーとゴールドコースト、ベルズのコンテストではナット・ヤング、コール・スミス、テッド・スペンサーらによる新マニューバー時代を見ることができる。サーフボードは6から7フットのシングルフィンが主流だの時代だが、短さを競うショートボード化を終焉させたラルフ・アーネスの貴重なサーフィンも収められている。ベルズとジョハンナでの歴史的なコンテストである。恐怖のウェイン・リンチのバックサイドリエントリーも見ることができる。ビッグベルズのベン・アイパ、ルドルフ、デニス・パン、ナット、リンチは歴史的セッションと語り継がれるが、映像を見るとサーファーが個性的であることが改めて分かる。
ハワイではロペス、リノ・アベリラ、オウル・チャップマン、ベン・アイパ、コーキー・キャロルとオージーのアタックが新鮮だ。全員集合のクラシックなマウイのホノルアベイなど、この時代を知る上で欠かせない映像が目白押しだ。音楽はサンタナ、フリーなどのロックを中心にジャズ、イージーリスニングが古典的である。



「オーシャンズ」
1972年 51分 3300円 (消費税込) 
パイプラインでのチューブを水の中から撮影しているが、あの「フリーライド」より4年早い。取る側が名サーファーだから視線がバッチリだ。サーフィン以外のシーンから当時を直視できるが、まさに今流行っている、というか権利を得たヒッピーカルチャーがある。ヌードでサーフィンするシーンも一瞬ある。バレリーナと波の映像を重ねたり、当時のドラッグカルチャーの影響も多い。23分過ぎには若き日のオウル・チャップマンが収まっているが、ハワイでももっともアグレッシブなハイラインを好んでいたことがライディングから分かる。ディック・ブリューワーの元で唯一シェープを許されたたオウル・チャップマンのサンセットアタックは素晴らしい。
音楽はジミ・ヘンドリックス、ザ・バンド、サンタナ、フー、エマーソン・レイク&パーマー、ムーディーブルース、オシビサ、ハワイアン、南アフリカの民族音楽とやりたい放題である。さらに全米プロサーファーのコーキー・キャロルも参加しているが、まさにサーファーによるサーフミュージックの元祖である。ロックが複雑化という進化をする中、サーフィンはショートボード革命の真最中だった。短くなるばかりではなく、デザインそのものが大きく多様化した。




「オン・エニー・モーニング」
1974年 71分 ¥4,800(消費税込) 

最高にワイルドでカッコいい70年代100%、パイプラインのチューブをライトニングボルトでマスターするジェリー・ロペス。1974年伝説のコークコンテストでのマイケル・ピーターソン(ケリー・スレーターも絶賛)等、今に強く影響を与えているサーフィンを見る事が出来る伝説のサーフィン映画。また当時のファッション、サウンドは時代が回って新鮮でもある。その証拠にこの時代のサーフボードが流行っている。
1974年当時と言えば・・・・・・・・ヒッピー全盛から、ニューエージへ移行していた。またサーフィン界ではショートボード革命期、オーストラリアの極端に短いサーフボードとハワイのピンテールが世界を一世風靡していた。
本作はオーストラリアは元よりハワイ、USAメインランドでも劇場公開され大成功を収めた。「モーニング・オブ・ジ・アース」(1972年度)と「フリーライド」(1976年)の中間の頃をしっかり描いた名作である。特に当時の水中撮影では飛び抜けている。

★ジェリー・ロペスが真っ赤なライトニングボルトでマスターするパイプライン★オーストラリアのビクトリア州ベルズビーチでのイースターコンテスト(リップカール)でのジェリー・ロペス、リノ・アベリラ、ジェフ・ハックマン等ハワイアンとウェイン・リンチ、ナット・ヤング等オージー勢のセッション。★ミジェット・ファレリーとピーター・ドリューエンのシドニー・シークレットでのビッグウェーブ。★74年コークコンテスト世界最初のマンツーマンのマイケル・ピーターソン ★ウェイン・リンチ、ジェリー・ロペス、ナット・ヤング、ジェフ・ハックマンが滑るバリ島ウルワツ。ナット・ヤングのリラックスしたクタリーフも貴重映像。★ニュージーランド・トリップではラグラン他のポイントの真骨頂を見る事が出来る。★ゴールドコーストのチューブ水中シーン等、見所多し。



著名人からのコメント

デレク・ハンド (サーフィンジャーナリスト)
「70年代前半、急激な進化を遂げたシングルフィン・サーフィン(ピンノーズ)の乗り方の基本がここにある。ジェリー・ロペス、ウェイン・リンチ、ナット・ヤング等の完成された芸術的サーフィンから、今、学ぶ事は多い」

ディック・ホール (サーフィン映画の巨匠の巨匠「ストームライダース」等の監督)
「70年代前半撮影した貴重な作品だ。水中と陸から撮影のコンビネーションは今以てサーフィンを伝える大切な手段であり、74年に完成させていた点も注目に値する。」



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| サーフフィン ムービー | 18:12 | - | - |
ポール・ウィツグ3部作リリース
Paul Witzig Production
ポール・ウィツグ3部作


デジタルマスターされ高画質、高音質でよみがえった。


1967年「ホット・ジェネレーション」UD-4108 

1969年「エヴォリューション」UD-4109

1971年「シー・オブ・ジョイ」UD-4110

初回限定3面デジパック+ポストカード付き
3面紙ジャケット 紹介限定ポストカード入り
各4400円(消費税込)

最高にカッコ良い時代を克明に映し出した名作が初のDVD化された。


主演 ナット・ヤング、ウェイン・リンチ、テッド・スペンサー
出演 ボブ・マクタビッシュ、リノ・アベリラ、ディック・ブリューワー、ミジェット・ファラリー、ボビー・ブラウン、ロドニー・サンプター、ケヴィン・ブレナン、キース・ポール、ジョージ・グリノフ、ラッセル・ヒューズ、ピーター・ドリュエン、ラッセル・ヒューイ、



1967年“Hot Generation”
ホット・ジェネレーション
1時間15分  UD-4108 


ホット・ジェネレーション



ショートボード革命前夜の1966年から67年を映し出している。ナット・ヤングがサンディエゴのワールドタイトルを、9’4”通称マジックサムで優勝するシーンが見られるが、ショートボード革命という呼び方が初めてされた瞬間である。この革命の立役者のジョージ・グリノフとボブ・マクタビッシュも登場する。サーフボードは9フット以上、ファッションはアイビーだ。先ずはロングボーダーの聖地オーストラリアのヌーサの長いライトハンドのポイントブレークに始まり、バーレイヘッズと続く。カリフォルニアのロングボードから、独自の方向に進み出すオーストラリアのサーフィンは実験的で面白い。バイロンベイの庁ロングウェーブのザ・パスやワテゴビーチのレフト、タロウビーチでのボブ・マクタビッシュが完成したばかりのファンタスティック・プラスティックマシーンを披露する。
ナット・ヤングら一行はスイスから フランスのギタリーで最高の波に当たる。オイルフェイスのオーバーヘッドのレフトとライトに、ほんの少し短くなり始めた’ロングボードが描くラインは完璧である。さらにポルトガル、スペインでも波に当たり、多くのローカルサーファーを驚かせている。サーフィンだけでなく67年という激動の始まりの時代に、進化し始めるサーフカルチャーも興味深い。
オーストラリアに戻り、ヌーサからベルズビーチまでの2200キロのサーフトリップ
67年大波で開催されたベルズビーチのコンテストのファイナル、ミジェット・ファレリーVSナット・ヤングは圧巻だ。2人の異なるスタイルは熱狂的でいながらエレガンスだ。

1967年、伝説のハワイ・ホノルアベイはハイライトであろう。完璧な波と時代を変えるサーファーとシェーパーが集まっていた。だから伝説なのだ。ハワイのディック・ブリューワーとオーストラリアのボブ・マクタビッシュの出会いこそ、ショートボード革命で始まりである。ブリューワー、リノ・アベリラ、ナット・ヤング&ボブ・マクタビッシュ、テッド・スペンサー、ジョージ・グリノフのマットでのパーフェクトライドなど、マニアでなくとも必見だ。今まで写真や物語しか知らなかったクラシックなシーンこそ、サーファーの財産であろう。
サウンドはオーストラリアのロックバンド、ザ・サンセッツがフィルム用に制作したロック。

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1969年“Evolution”
「エヴォリューション」1時間18分


エヴォリューション



前作「ホット・ジェネレーション」から僅か2年、後にも先にないくらい世界は激変した。
世界一コンペティティブなオーストラリアでは、ジュニアで4年連続、しかもブッチギリで優勝し続けているウェイン・リンチが時代を超えたサーフィンを見せる。テッド・スペンサーは誰よりも短いボードで全く新しいサーフィンを完成させる。「エヴォルーション」は68年プエルトリコやベルズでのコンテストを記録している。サーフボードが最も短くなった1年である。一方ではモロッコでハッシシを吸うシーンなどドラッグカルチャーとの関わりも撮影されている。また2枚のフィルムを重ねた編集は幻想的だ。ナレーションなしで音楽は地元オーストラリアのロックバンド、タマンシャッドがインプロヴィゼーションを展開する。

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1971年“Sea of Joy”
「シー・オブ・ジョイ」1時間11分


シー・オブ・ジョイ



「シー・オブ・ジョイ」ではサーフボードは無限の可能性を秘めたビークルと化し多様化する様を捕えている。ハワイ、オーストラリア、ヨーロッパに加えて南アフリカ、モーリシャスなどの初公開のポイントもヒットした理由である。前作同様タマンシャッドがサウンドトラックを制作し、レコードも大ヒットした。

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| サーフフィン ムービー | 21:26 | - | - |
サーフィンDVD:Little Black Wheels 「リトルブラックホイールズ」
Little Black Wheels

DVD「リトルブラックホイールズ」

2010年度作品 10月10日発売
制作:ミック・ウォーターズ/リトルハウスプロダクション・オーストラリア
日本語字幕、紹介限定のブックレット付き。
4600円(消費税込み)

監督ミック・ウォーターズは2007年「ビリーブ」で数多くの賞を受賞、またネーザン・オールドフィールドの大ヒット作品「シーワーシー」で水中カメラを担当、オーストラリア国営放送ABCが制作したスマトラ大津波のドキュメンタリーでも最優秀ドキュメンタリーを受賞した。本作は2008年グリーンルームで途中経過が上映され高い評価を得た。そしてついに完成した。

ミック・ウォーターズは家族とともに広大なオーストラリアを1年間かけてサーフトリップするドキュメンタリー。子どもを事故で失ったミックファミリーは傷心の末、家族と愛犬とバイロンベイを旅立ち、各地で多くのサーファーに出会う。サーフィンが家族を癒し、救うノンフィクションはサーファーに強い意志を与えるであろう。どれほどサーフィンが素晴らしい哲学を有する行為であるか、観る者を感動させる。アンドリュー・キッドマンに通じる哲学であろう。

バイロンベイではデイブ・ラストビッチがフィッシュ、アライア、クアッド等の様々なボードで華麗なマニューバーを描く。同じくバイロンのアンダーグラウンド・サーファーのジョニー・エイベックが初登場するが、地元ではオーストラリア版ロブ・マチャドと呼ばれるだけありスタイリッシュなサーフィンを披露する。ジョニーにボードを提供するデイン・トーマスは今バイロンで最も注目される新鋭シェーパーだ。彼のショップ「シーシェル」はUSAのムルスクと並んでアート系ショップとして知られている。グリーンルームに画家として参加したジェームス・マクミランは背骨を痛め二度とサーフィンができないと診断されるが不屈の精神で波乗りを再開する。日本経由バリでチューブをくぐり完全復活する様子が映し出される。奇才デレク・ハインドはジェームスをマーク・オクルポに匹敵する天才と称す。ロングボードのワールドチャンプ、ボウ・ヤングは父ナットのシングルフィンやベン・アイパのスタビライザーで攻撃的かつ波と一体化する。レノックスヘッドでのチューブライディングとスラッシュは圧巻だ。

西オーストラリアではWCTを引退したデイブ・マコーレーと再開。デイブは娘と息子達と波に乗り家族愛を深めている。子供たちはプロを目指すがデイブは「なすがままに」とサーフィンを楽しむことを提唱する。クイックシルバーの秘蔵っ子ライ・クアークのチューブライディングには目を見張るものがある。さらに北西オーストラリアでは人知れずビッグウェーブにチャレンジを繰り返す無名のクリスチャン・スペンサーがクローズアップされる。彼はプロのフィッシャーマンでもあり、海との関わりを基本にライフスタイルを完成させている数少ないサーファーであろう。

それぞれが異なるライフスタイルを確立してサーフィンを続ける姿、それはサーフィンがいかに崇高であるかと観る者に伝え勇気付ける。旅をスタートして1年、旅の最後に新しい家族が生まれる。昨今のサーフフィルムとは一線を帰す感動がある「リトルブラックホイール」はサーファーの新しいバイブルであろう。

主演 : デイブ・ラストビッチ、ボウ・ヤング、ジョニー・エイベック、ライ・クラーク、マーク・ハ−レイ、デイブ・マコーレー他、アンダーグランドサーファー達。 
ロケーション : オーストラリア全土、インドネシア、日本。

☆「リトルブラックホイールズは、サーフィンの素晴らしさを伝える最もソウルフルな作品だ。全てのサーファーが勇気つけられる傑作中の傑作である。」― トラックスマガジン(オーストラリアで最大の発行部数のサーフィン誌)

☆「私たちが愛するサーフィンを見事に描いたリトルブラックホイールズを観ずして、今ののサーフィンフィルムを語る事は不可能だ。」− オーストラリア・ロングボードマガジン編集長ブルース・チャノン

☆「エンディングで涙が止まらなかった。サーフィンを愛する者は絶対に見るべきだ」− イッセイ・ツルノ/サーフィン映評論家

☆「その日のベストサーファーとは?その日を一番エンジョイしたサーファーだ。」― デイン・トーマス/主演者

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| サーフフィン ムービー | 22:40 | - | - |
新作サーフィンDVD: Hanging Fiveのご案内
Hanging Five

Hanging Five
ハンギング・ファイブ

2010年度 USA作品
全52分 日本語字幕付き

監督:クリストファー・カトリはブライハム大学で博士号を習得後、パサディナの芸術大学を卒業。カリフォルニアでフィルム制作を実践しながら、初の作品「ハンギング・ファイブ」を完成させた。

5人のサーファー − 5人のアーティスト
USA西海岸を代表するサーフ系アーティストのアンディー・デイビス、テイラー・ウォーレン、ジュリー・ゴールドテン、アレックス・ノスト、ウルフギャング・ブロック。この
5名こそ今のカリフォルニアを象徴する存在だ。彼等彼女等のバックボーンとサーフィン、そしてアートを創り出す根源、作品が出来る過程がメローなサウンドと独創的な編集で綴る。5人のサーフ・アーティストを通してなぜサーフィンとアートが深く関わるのかが理解できる。自然から受ける恩恵を具象化する情熱、本物を知ることが出来る。


Andy Davis Andy Davis http://www.andoandfriends.com/
もしスース博士がサーファーだったら、アンディー・デイビスこそ、そのものズバリであろう。子供の頃から即効で描写したり、逆にじっくり1枚を描いたりすることに慣れ親しんできた。アンディーの作品はサーフィンから体験するスリルとサーフィンの本質を突いている。サーフィンの”ソウル”を具象化する天才だ。

Tyler Warren Tyler Warren http://www.artbytylerwarren.com/home.html
23歳という若さで、時代の先を読んでいる。タイラーの作品は自分のサーフィンへの情熱をアートに移入するスタイルであろう。スタイリッシュなサーフィンから生まれるアートは、サーフアートの枠を超え、世界各地の様々なミュージアムで見ることができる。日本も定期的に訪れている。

Julie Goldstein Julie Goldsteinhttp://www.juliegoldstein1.com/JULIE_GOLDSTEIN_ART_.html
ジュリーはUSA東海岸出身の数少ない女性サーファーだ。またサーフィンをしっかり表現することができる数少ないアーティストでもある。版画をはじめ様々な異なる手法で、独自の世界を創り上げている。極寒のロングビーチでも男性サーファーの中、唯一人の女性として、誰よりも多くの時間をサーフィンに費やしている。現在は南フランスでの個展に向けて準備中だ。

Alex Knost Alex Knost http://www.rvca.com/surf/?cat=3
アレックス・ノストは、絵画、写真、フィルム、そして音楽と幅広く活動するが、一貫して古き良き時代の復興を信条にする。もちろんロングボード・シーンでの彼は有名だが、人気バンド、ジャパニーズモーターのフロントマンとしても活躍する。RYCAをスポンサーにツアーを終えたばかりだ。 

Wolfgang Bloch Wolfgang Bloch http://www.wolfgangbloch.com/
ウルフギャング・ブロックは南米エクアドル生まれ、子供時代から芸術教育に熱心な家庭に育った。アートセンタ―大学を卒業後、油絵をはじめとした彼の作品は高い評価を得て、
デザイナーとして多くの企業かの仕事をした。現在は個展と、気の合うアーティストとの展示会が続く日々だ。

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DVD_クラシックシリーズ3本
ワイルドな70年代を見よう! サーファーの原点はここにあり。
ハル・ジェプセン監督の名作がついにDVD化。
「コスミック・チルドレン」「シー・フォーユアセルフ」「スーパーセッション」3作同時発売


サーフィンフィルムは、その時代のサーフィンを捉えています。
ハル・ジェプセンの3作品は、60年代から沸き起こったカウンターカルチャーの時代的背景にフォーカスを当てながら、ショートボード革命とサーフアドベンチャー時代の幕開けを捕えた名作です。波乗りを愛する方々に是非見て頂きたいフィルムです。
「温故知新」 自分のサーフィンとライフスタイルに少なからず影響を与えるかも知れません。 

監督 ハル・ジェプセン / 1940年LA出身 1968年カリフォルニアのUCLAで学士号を得た2年後、1970年に最初のフィルム「コスミック・チルドレン」を発表。73年「シー・フォーユアセルフ」、75年「スーパーセッション」の3作は大ヒットを収めた。
撮影はカルフォルニア、ハワイ、メキシコ、オーストラリア等で行われ、当時のトップサーファー達を捕えている。

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1972年度作品
Cosmic Children
監督 Hal Japsen ハル・ジェプセン
本編収録時間
出演サーファー : ドナルド・タカヤマ、ジェイ・リドル、デビッド・ヌヒワ、
ジョック・サザーランド、コーキー・キャロル他。

ぶっ飛んだカリフォルニアサーフカルチャーサイケデリックとドラッグカルチャーが盛んだった時代を映しているアブナイ作品。
いきなりオープニングから桟橋の下でデビッド・ヌヒワ、ジェフ・ハックマン、コーキー・キャロルといった不良サーファーが集い奇妙なボードでサーフィンをするがその前に一服、サーファー達はショートボードとドラッグを謳歌した。カリフォルニアでポピュラーだったビーバーテールにパンタロンタイプのウェットスーツが時代を感じさせてくれる。サウンドはデイブ・ブルーベックのテイフ・ファイブだが変拍子が彼らの波乗りにマッチする。ロケーションはハワイとUSA西海岸の主要ポイントの他、サンフランシスコやメキシコのスコーピオンベイの長いポイントブレークは夢の
ような波だ。またジェリー・ロペスが現われる前のミスターパイプラインことブッチ・バンアーツレンのライディングはいつ見てもクレージーで最高!マリブのコンテストでノーズライドするドナルドもクラシックだ。











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1974年度作品
Super Sessions /スーパーセッション
監督 Hal Japsen
本編収録時間
出演サーファー: ラリー・バートルマン、マイケル・ピーターソン、ジェリー・ロペス、デッド・ヌヒワ、ピート・タウンネント他
(サブタイトル)70年代前半の歴史に残る数々のセッション


ショートボード革命が終わるとサーファー達は新しいマニューバーを実践するために様々なサーフボードのデザインを試し始めた。中でも若いハワイアン達はアイパのボードで360度や超低姿勢カットバックなど南カリフォルニアのスケートボードとクロスオーバーしながら革新的な動きを取り入れサーフィンの枠を広げていった。プロサーフィン設立の前年、オーストラリアのラビット・バーソローミュー、マイケル・ピーターソン、イアン・カーンズ、ピート・タウンエント等はハワイでチャレンジを繰り広げる。一方迎え撃つハワイアンはラリー・バートルマン、ローリー・ラッセル、バリー・カナイアイプニ、ジェリー・ロペス、ジェフ・ハックマン等と、それは「バスティン・ダウン・ザ・ドア」の始まりだった。カリフォルニアのスケートボードシーンやツインフィンフィッシュでクルーズするデビッド・ヌヒワをはじめ当時のハワイとカリフォルニアのカルチャーも満載!







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1976
A Sea for Yourself
監督名Hal Japsen
本編収録時間 75分
出演サーファー:ショーン・トムソン、マーク・リチャード、ウェイン・ラビット・バーソローミュー、マイケル・ピーターソン、マイケル・トムソン

コンテストか、フリーサーフィンか?

70年代のUSAを代表するハル・ジャプセン3部作の最終章。コンテストとフリーサーフィンを対比しながらサーフィンの本質を伝えるメッセージ色強い作品である。プロサーフィン設立の2年前からワールドツアーが始まる1976年のハワイを鮮明に捕えている。中でも圧巻はマイケル・ピーターソンのパイプライン・バックドアだがキラのチューブを滑るようメイクする。大胆にもロペスにドロップインを繰り返すショーン・トムソンやサンセットビーチの大波を攻撃的に滑るテリー・フィッツジェラルドのシーンも見逃せない。またコンテストとは対照的に自由に波に乗るソウルサーフィンや未知の波を求めて冒険するサーファーにもスポットを当てている。アドヴェンチャー時代の幕開けである。ペルー、南フランス、メキシコといった当時としてとても珍しいポイントも多数撮影された。珍しい特殊編集も斬新で当時日本でも劇場で大ヒットした作品。
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DVD “HOME”
HOME1

2008年度作品 10月オーストラリア発売
制作 : オーストラリア フリーウェイスタジオ
全55分 プラス ボーナストラック
日本語字幕付き 紙ジャケット 
初回限定サウンドトラックCD付き2枚組みディスク

HOME2





オーストラリア東海岸は波の宝庫、北はヌーサの先のシークレットポイントから南はシドニーまでの1400キロをロードトリップした作品。コンセプトはそれぞれのポイントを代表するローカルの「ホーム」を訪ねベストな瞬間をしっかり捕らえることだ。また有名ポイント近郊も紹介されているがメディア初登場の波もある。サーファーはロングボードのワールドチャンピョンのボウ・ヤングとジョシュ・コンステイブルをはじめ近い将来ワールドタイトルを獲得する可能性大のハーレー・イングルバイ等、世界のトップサーファーの最新アクションをたっぷり見る事ができる。またパフォーマンスとクラシックを取り入れたオーストラリアのロングボードシーンも興味深い。ロングボードだけでなくフィッシュ、クアッド、シングル等、波に応じてサーフボードを変えて最大限に楽しむスタイルは世界共通だが、そのお手本のようなライディングの連続である。サウンドはオーストラリアのアコースティック系からメローなロックと現在のアダルト・オリエンテッドで構成される。途中からハワイのボンガ・パーキンソンも参加と見所満載だ。ロングボーダー、トランジッション系ボーダー、そしてオーストラリアへサーフトリップをするサーファーは必見の1本!







出演 : ジョシュ・コンステイブル、マッティー・ケイ(ヌーサヘッド) グラント・トーマス(マルチド) デーン・ピオリ(ゴールドコースト) ボウ・ヤング(バイロンベイ)ハーレー・イングルバイ(コフズハーバー)デイブ・シモンズ(スコットヘッド)デーン・ウィルソン(シドニー) ゲスト:ボンガ・パーキンソン



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撮影ロケーション : オーストラリア東海岸、シークレットから南シドニーの1400キロ。
ヌーサ、ダブルアイランド、マルチド、サンシャインコースト、クーラム、スナッパーロック、ゴールドコースト一帯、バイロンベイ一帯、コフズハーバー近郊、クレセントヘッズ近郊、南シドニー等。

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サウンドはオーストラリアのインディーズで構成されている。オルタネイティブなアコースティック系からルーツ系まで、映像とシンクロする。

★ボウ・ヤング/2度のロングボード・ワールドチャンプ。2003年引退後シンガーソングライターとしてデビュー。ライブで3回来日して日本でも人気が高い。

★アイザック・パッドン/シドニー・マンリー出身 ルーツ系フォーキーなサウンド
2003年ファーストアルバム”Here Comes the Sun”、2006年”A Stone Throw From Home”リリース、2008年サウンドトラック"Home"に参加  





★マーシャル&フロ/オリジナル・モジョ・ポップサウンド。ブルージーでブギーな3人編成バンド 

★ジャクソン・ダン/ゴールドコースト出身のオルタネイティブ系シンガーソングライター。最新EPをリリースして全豪ツアー中。 

★ロブ・ソウヤー/2002年ファーストEPリリース以降4枚のEL、2006年ファーストアルバムをリリース。ルーツ&フォーキー&レゲエ系シンガーソングライター。


All photo from “HOME” by Joseph Ryan
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新作サーフィンDVD: サーチン・フォー・マイケル・ピーターソンのご案内
Searching For Michael Peterson1

Searching For Michael Peterson         
タイトル:サーチン・フォー・マイケル・ピーターソン
監督:ジョリオン・ホフ
音楽:アンドリュー・キッドマン
時間:55分 プラス特典映像
紙ジャケット 本編日本語字幕 小冊子付き
¥4,900(消費税込み)

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天才サーファーの劇的な人生を知れ!
スピードを武器に攻撃的に波と調和するスタイルでプロコンテストの頂点を極め、サーフィンを次なるステップに引き上げた。だがヒーローは時代の悪癖ヘロインにより瞬く間に没落した。なぜMP伝説が語り継がれるのか?答えはフィルムを観れば分る。

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日本では未だ馴染みの浅いマイケル・ピーターソン(MP)は70年代オーストラリアで開催された全てのメジャーコンテストを制し、74年ハワイ・パイプラインのバックドアを打ち破りサーフィンを次のレベルへ高めた知るべきサーファーである。だが頂点を極めるとドラッグが原因で没落した。最後はポリスとのカーチェイスの末に逮捕され医療精神施設に送られ長期間の電気治療で人格が破壊された。ならば、なぜ今あえてMPなのか?最盛期を迎える直前のMPを「モーニングオブジアース」でフューチャーしたアルビー・ファルゾンは「MPのサーフィンはアート」と定義した。32年後アンドリュー・キッドマンはそのオリジナル映像を「グラスラブ」で使用して「MPのサーフィンと人生の関係」にスポットを当てた。メルボルンのドキュメンタリー監督ジョリオン・ホフは2004年アンドリューのコンセプトの元、MPのドキュメンタリーの制作を開始、これが本作である。時同じくしてオーストラリア最大の発行部数を誇るサーフィン誌トラックス編集長ショーン・ドハディーは現在の本人とMPに縁のある当時の著名サーファーへの取材も含めてMPの伝記をオーストラリアで出版してベストセラーになる。なぜMPなのか?しかも21世紀の今?理由はMPこそ世代を飛び越えヒーロー視されているからだ。サーフィンの持つ不良性的魅力であろう。だがテリー・フィッツジェラルドは「なぜ今さらMPがフューチャーされるのか?MPは最高の友人だった。だがドラッグにやられ、それは多くの若いサーファーに悪い影響を与えた。なぜ今更脚光を浴びるか不愉快だ。」と苦言する。だがテリーの苦言とは裏腹にMPが後世に与える影響は強まるばかりだ。ときに物事には表舞台よりダークサイドの方が興味深い場合もありビッグネームの没落は格好の話題になる。
真実は小説よりも奇なり、マイケル・ピーターソの人生はスキャンダラスなドラマそのものと捉えられている。だが本質は全く異なる。全てはMPのサーフィンにあり陸上での行動は無関係である。ショートボード第一次革命期に当たる60年代後期、ナット・ヤングはフルスピードでの急激な方向転換に成功してサーフィンを次のステップに引き上げた。そのナット本人が公言するようにMPはスピード&マニューバーの後継者であるばかりでなく次の次元にまで導いたのだ。急角度に上り垂直に落下しながらチューブの中に入り誰よりの長く居続けメイクする。MPのスタイルは時代を超越してトム・カレンやケリー・スレーター、ミック・ファニングといった後世のワールドチャンプにも強い影響を与えている。

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映画は1973年ベルズでのコンテストから始まるがウェイン・リンチ、テリー・フィッツジェラルド、マーク・リチャードを破り優勝。その後3年間ベルズを制し続けた。さらに多くのサーフフィルムで語り継がれるキラでのチューブライディング、前代未聞であった74年のパイプライン・バックドアへのアタック、伝説の77年バレーでのスタビーズでのサイドスリップからのチューブイン等数々の名シーンが収められている。また同期同郷の親友である2人のワールドチャンプのピート・タウンネントとラビット・バーソローミュー、ナット・ヤング、アルビー・ファルゾン、マーク・リチャード、ウェイン・リンチ等が当時を回想してMPこそ最高のサーファーと賛辞する。一方、弟トミー・ピーターソンは貧しかった子供時代、サーフジャーナリストのフィル・ジャレットはMPとドラッグの悪質な関係、ダークサイドを語る。
MPは自分でシェープした奇妙なボードで今以て超えられないラインを走った。キラ、バーレー、バックドアと人目を避けるかのようにチューブの奥深くに消え出てくる。フルスピードのラウンドハウスカットバックやリッピング、急激なストールは全てディープなチューブに包まれるため手段である。ラストを飾るバックサイドのレイドバックは涙モノだ。また当時のライフスタイルも鮮明に映し出しているが、ネオフラワージェネレーションは実にワイルドだった。
 オリジナルサウンドトラックはブラウンバーズ・フロム・ア・ウィンディーヒルの2枚目のアルバムで「ニール・ヤングとクレージーホースがサーファーだったら」の如くにロックする。バンドはバイロンベイでアンドリュー・キッドマンを中心にニール・パーチェス・ジュニア等で結成された。また72年作品「モーニングオブジアース」でギターを弾くティム・ゲイズも参加。燻し銀のギターワークが最高にカッコいい。

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