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ビリーブ
DVD 「ビリーブ」 

ビリーブ 

2007年度 オーストラリア制作
監督 ミック・ウォーター
共同制作 アンドリュー・キッドマン
全59分 プラス ボーナス・トラック
日本語字幕付き


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出演 : デビット・ラスタビッチ、ディック・バン・ストラーレン、
ナット&ボウ・ヤング、フィッツジェラルド一家、ジョー・ラーキン、
クリス・ブロック、アンドリュー・キッドマン、ニール・パーチェス・ジュニア、
アッシュ・ペイシー、トィミー・ターナー、スティーブ・クーニー 他

サウンドトラック : アンドリュー・キッドマン、バンド・オブ・フリークエンシー、アフロディジーアクト、ボウ・ヤング、ビューティフルガールズといったオーストラリアのサーフ系及びワールドビート系サウンド

★★★★★サーファーズ・ジャーナル誌 USA
★★★★★サーファーズ・パス誌 UK 

登場するサーファーの年代が幅広い。最年少は4歳カイアス・キングから出演者最年長は62歳クリス・ブロックまで、サーフィンおけるソウル、世代伝承されるサーフィン、ライフスタイル、アートワーク等を紹介する。
サーフィンは純粋で人生の目的にさえなり得る、そんな感情がフィルムから伝わる。

カイアス キング


監督のミック・ウォーターは水中カメラマンの名手として知られている。近年ではオーストラリアの国営放送ABCが制作したツナミの被害を伝えたドキュメンタリーシリーズ、インドネシアのオーストラリアによるサーフィン史「ウル32」等、玄人好みする水中撮影は世界のトップクラスである。本作は5年の歳月を経て完成したが、サーフィンの内側を日本人の琴線に触れるタッチで描いている。チューブの中から見る一筋の光、水平線を焦がす朝夕の太陽、水中での超接近撮影、サーファーの目線、全てが音とシンクロする。人選も多彩である。

ミック・ウォーター制作

コンテストには一切出場しないソウルサーファー、音楽家として活躍するデビッド・ラスタビッチは、シェーパーのディック・バン・ストラーレン(DVS)とハンドシェープボードの魅力を力説する。「人は変わり続ける。だからシェープも変わり続ける」 DVSのボードにのるラスタのスピードとラインはは誰も真似できないアートであり、強い主張を持つライフスタイルに裏付けられている。

 スピードの皇帝、テリー・フィッジェラルド家の長男カイのサーフィンも個性的でアイリッシュの血を感じてならない。どんなポジションからテイフオフを試み挑戦を繰り返す。そして爆発的チューブをメイクスする。

カイ フィツェラルド

親子2代で世界チャンプのヤングファミリーは、ショートボード革命からロングボードの復活を一人で成し得たナット・ヤングは息子ボウに海からの知識を伝え2度のロングボードチャンプに導いた。そして音楽家としてスタートしたボウのライフスタイルは興味深い。ロングボードからフィッシュ、シングル、ボンザーと様々なボードで異なるラインを描くボウは、クラシックとパフォーマンスの両面のバランスが最も華麗なロングボードである。

ボー・ヤング

アンドリュー・キッドマンとニール・パーチェス・ジュニアはネオクラシックなスタイルで個性の大切さをアピールする。 そのリュー・キッドマンの「リトマス」から大きく変わったサーフィンフィルムに対して、USAは「スプラウト」でカリフォルニアのカッコ良さを、「ハイドロダイナミカ」で歴史をアピールした。今再びオーストラリアはサーフィンの純粋さをアピールする事で独自性を強めている。ソウルサーフィン、経済活動とは無縁のサーフィンの美しさを伝えている作品と言えるであろう。

アンドリュー キッドマン

ニール・パーチェスJr


 72年の名作「モーニング・オブ・ジ・アース」に登場したクリス・ブロックも登場する。アンゴーリー(AUS東海岸)のツリーハウスに暮らしヨガやギターがフィルムに映っていた。現在でも同じエリアに暮らし自分でシェープするボードで凄いサーフィンをしている。味のあるカッコ良いサーフィンである。

クリス ブルック

 インドネシアでの撮影は長期に渡って行われ、同じく「モーニング・オブ・ジ・アース」に登場したスティーブ・クーニーも出演。72年当時15歳で世界最初にバリのウルワツを滑ったサーファーである。今でもインドネシアに通いメンタワイやバリ以東の島々でアドベンチャーを続けている。決して有名ではないがオーストラリアのアッシュ・ペイシーとトィミー・ターナーのチューブはザ・スタイルと呼べる。

 モーニング・オブ・ジ・アース、アンドリュー・キッドマンの作品が好きな方にはお奨めの作品でしょう。
| サーフフィン ムービー | 19:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
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